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【最適】感情で記憶を強化する

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何かを覚えることに、悩んでいる方は意外と多いのではないでしょうか。

私自身、ついさっき聞いたことや勉強したことを忘れてしまうことがあります。

人間は忘れる生き物であるので、自然現象であることは、十分承知なのですが、

「記憶力がないなぁ」と感じることが日常生活の中でありました。

特に、自分が記憶できていないことを

他の人ができている姿を見ると、劣等感を抱いてしまいます。

覚えたはずなのに、思い出せない。

そんな記憶力の欠如が私の一つの悩みでした。

記憶には感情を使う

記憶力について、勉強することでわかったことがあります。

記憶とは、脳に密接に関わっているということです。

当たり前と思うかもしれませんが、脳の性質を理解することで

記憶力の向上に活かすことができるのです。

脳には、”海馬”という記憶力に最も関わる脳の部位があります。

この海馬の機能を向上させることで、

情報を短時間の間、保存できる短期記憶。

情報を長時間の間、保存できる長期記憶の向上につながるのです。

逆に、海馬の機能が低下してしまうと、

何かを覚えることや思い出すことが難しくなってしまうということです。

※海馬の場所は、脳の真ん中にあるという風にイメージしていただければいいです。

海馬が好むものは、感情です。

この感情を上手く利用することが、記憶力向上に必要不可欠となります。

大事なのは”好奇心”と”探究心”

実際、感情が動いた時や初体験のことは、よく覚えているものです。

感情が記憶の定着に相関していることは科学的にも証明されています。

しかし、多くの人がこの感情を利用できていません。

特に、歳をとるたびに、感情が動くような新しい刺激が少なくなってしまいます。

生きることに慣れてしまっているのですから、刺激が少なくなるのも当然といえば当然です。

もちろん、いつまでも”好奇心”と”探究心”をもちながら、日々を過ごしている方もいると思いますが、

多くの人は、物事に対する情熱は低下しているものです。

記憶力を向上させるには、くり返し覚えることや思い出そうとする過程が記憶の定着に結びつくことなど、

いろいろな科学的に証明されている方法があります。

しかし、私は、そういった方法でなく、感情を使うことが最も大事なのではないかと思ったのです。

繰り返すことや想起することは、記憶するためのみの方法ですが、

感情を意識した新しい刺激を与えて記憶力を向上させていくほうが

これからを生きる上での幸福度にも密接に関わるのではないかと私は考えています。

レオナルド・ダ・ヴィンチがある言葉を残しています。

「食欲がないのに食べると健康に悪いように、

欲求がないのに学習しても、記憶が損われ、記憶したことは保存できない」

要するに、どんなことにも”好奇心”や”探究心”をもつことが大切であるということです。

物事を感傷的に見る

記憶したいものをただ単に覚えようとせず、

その物事に感傷的になりましょう。

感傷的になるだけで、記憶力が向上することに加え、

その物事が身近に感じられ、新しい価値観を発見できるかもしれません。

その価値観を発見することで、

さらなる新たな刺激が生まれ、記憶力の向上につながるのです。

また、そういった感情を多くのものに関連しておくことで、

それがエピソード記憶になります。

エピソードは、感情移入しやすいものです。

記憶したいものは、エピソードにしておくことも記憶に重要な方法であるのです。

感動する心を失わない

記憶力を向上するために様々な方法を試してきましたが、

自分自身、やはり感情を使った方法が最も記憶に残っています。

もちろん、繰り返し覚えることや思い出す過程を大事にすることは、記憶力の向上に役立ちますが、

それは感情を使うことを前提として、考えていきたいと思います。

感動する心を失わないことが何よりも大事です。

記憶で人生を豊かに

記憶力が向上することは、誰もが得たいものでしょう。

そして、記憶力が向上すれば、今よりもっと多くのことを学ぶことができ、

人生が豊かになるとそう感じています。

ただテストで結果を出したいがためにやるのでなく、

自分の人生を変えられるという思いで、記憶の向上を目指してもらいたいです。

そんなことを言っている自分も、まだまだです。

今日読んでくださった方、みなさんと一緒に頑張っていきましょう。

以上、”【最適】感情で記憶を強化する”でした!

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

また次回お会いしましょう〜

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