前回は、感情を活用して記憶力を向上する方法を紹介しました。
そのことを紹介しながら、気づいたことがあります。
以前勉強して知った記憶に関することが、意外と忘れていたことです。
これは、決して自分自身のことではなく、みなさんにも当てはまるのかと思い、
記憶は関することをもっと発信していきたいと感じました。
たまに、記憶に関することは、紹介する機会があるかと思うので、楽しみにして下さい。
記憶力への悩み
それでは、本題に入ります。
私はある時、記憶力を向上するため、
勉強に励んでいましたが、効果を実感することができず、少し萎えていました。
学んだことだけで、満足してしまっていたのです。
確かに、以前よりは、記憶力は向上しました。
しかし、日々情報を取得する中で、
記憶が上手くできず、自分はダメなのかと思い悩むときがあったのです。
記憶力豊かな人は、脳の構造が違うのか。
そんな風に、記憶力というものに向き合っていました。
記憶が断片的
そういった悩みをもちながら、最近、恐る恐るもう一度勉強してみたのです。
そうすると、「あれ?、前にこんな勉強したっけ?」と思うことが多々ありました。
単純に、学んだことを忘れていたようです。
記憶できていない理由は、記憶する方法が断片的な理解になっていたからです。
また、ある本を読んだことで、
記憶に対して、自信がもてるようになりました。
その本とは、
”一流の記憶法: あなたの頭が劇的に良くなり「天才への扉」がひらく” 六波羅穣 (著)
になります。
非常に勉強になりました。
記憶とは、全く関係ありませんが、
悩んだ時は、”とりあえず手を付けてみると良い”ということを学んだ瞬間でした。
3つの原則
じゃあなぜ、自信がもてるようになったのか。
それは、だれでもできる記憶の原則があるからです。
3つの原則を活用することで、記憶力が飛躍的にアップします。(本書は9原則紹介しています)
その3つの原則とは、
- 想起すること
- 関連付ける
- 手がかりを使う
順に紹介していきますね。
想起すること
想起とは、簡単に言うと、思い出す行為です。
この想起することが、記憶の強化に繋がります。
覚えようと学習している時に記憶するのでなく、
忘れた頃に思い出すことが重要なのです。
例えば、覚えたいものを声に出して、読み上げていくとしましょう。
もちろん、声に出すことは、記憶の定着に影響はありますが、これだけでは効果は薄いです。
というよりも、そういった声に出す方法は、早口言葉が言えるようなるのと一緒です。
ただ見ながらスラスラ言えるようになっただけなのです。
じゃあ、どうするか。答えは単純です。
一定時間後に思い出すことを繰り返せば良いのです。
具体的な方法は、覚えたいものを声に出して覚えることができたら、
10秒空けてから、何も見ないで想起するといったようなやり方です。
注意点としては、その空けた時間で覚えたものを忘れることが大切です。(別のことを考えましょう)
関連付ける
想起することで記憶を強化することができますが、
想起するためには関連付けが重要です。
ひたすら覚えたとしても、思い出す手がかりがないと何にも出てきません。
だからこそ、関連付けが重要であるのです。
意識すべきところは、内容に適した関連情報を使うことです。
その関連情報を見た時、思い出した時、
自然と記憶したい内容を想起することができるのです。
手がかりの数
前に紹介した2つの原則を守った上で、
さらなる記憶の強化に大事なことがあります。
それは、関連付けした手がかりの数を増やすことです。
要するに、いろいろな情報から想起する練習をすることで
思い出したい情報に到達す可能性が高くなるのです。
前回紹介した感情を使う方法も手がかりの役目になりそうですね。
心に響いた言葉や体験は、自然と記憶に残っているものです。
手がかりを増やす方法は、情報を鎖のようにつなげていくことです。
一つの情報から→思い出したい情報→思い出した情報から→思い出したい情報
のように、一つの情報から多くの情報を手がかりとしていく方法です。
記憶したい情報をまるごと覚えようとせず、
一つの情報から想起することが大切です。
一流の記憶力を手に入れる
記憶することは、「根性が必要だ」という人がいますが、
それを覆す方法をこの本から学べました。
根性が悪いとは思ってはいませんが、
もっと効率の良い方法は、たくさんあります。
今回紹介したのは、ごく一部です。
ぜひ、これから一流の記憶力を手に入れたいと思う方は、
本書を手にとっていただけたら、非常に参考になると思います。
現代は情報社会
今の世の中は情報に溢れています。
溢れすぎていて、何が正しい情報であるのかが分かりづらくなっています。
しかし、この情報は私達の人生を豊かにもしてくれます。
今日紹介したような情報を、知っているか知らないかで大きな差が生まれるのです。
自分自身、
もっと効率的な方法はないのかと、常に考えることが大切だと感じています。
そして、そういった情報を多くの方に伝えることができればと思います。
今日の内容が少しでも参考になれば、幸いです!
以上、”【天才に近づく】一流の記憶法でした!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
また次回お会いしましょう〜